日向市議会 > 2014-12-12 >
12月12日-06号

  • "跡地活用"(/)
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  1. 日向市議会 2014-12-12
    12月12日-06号


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    平成26年 12月 定例会(第5回) 議事日程(第6号)                  平成26年12月12日午前10時00分開議日程第1 市長提出報告第9号及び市長提出議案第113号~第137号審議(質疑、各常任委員会付託)日程第2 請願等審議(上程、各常任委員会付託)---------------------------------------本日の会議に付した事件 1、市長提出報告第9号及び市長提出議案第113号~第137号 2、請願等審議---------------------------------------出席議員(22名)     1番  畝原幸裕        2番  海野誓生     3番  三樹喜久代       4番  富井寿一     5番  日高和広        6番  黒木金喜     7番  松葉通明        8番  柏田公和     9番  鈴木富士男      10番  溝口 孝    11番  黒木末人       12番  木田吉信    13番  黒木高広       14番  甲斐善重郎    15番  日高一直       16番  坂口英治    17番  西村豪武       18番  黒木円治    19番  岩切 裕       20番  甲斐敏彦    21番  荻原紘一       22番  黒木万治---------------------------------------説明のための当局出席者 市長         黒木健二     副市長        小林隆洋                     産業集積・物流 教育長        北村秀秋                矢野好孝                     担当理事 総合政策部長            奈須典夫     総務部長       甲斐 敏 兼東郷総合支所長 健康福祉部長     成合 学     市民環境部長     岩田政詞 建設部長       松田洋玄     消防長        黒木拓夫 上下水道局長     松木 守     会計管理者      高山克巳 監査委員       林 雄治     総務課長       門脇功郎 観光振興課長     福田幸一     農業畜産課長     海野雅彦 文化生涯                スポーツ            児玉貴美                小林英明 学習課長                振興課長 選挙管理委員会            柏田淳一 事務局長---------------------------------------議会事務局出席者 局長         野別知孝     局長補佐       黒木 真 局長補佐       濱田卓己     主査         駒田康弘 主査         金丸祐子     主事         吉田晃太朗--------------------------------------- △開議 午前10時00分 ○議長(畝原幸裕) ただいまから本日の会議を開きます。直ちに会議に入ります。--------------------------------------- △日程第1 市長提出報告第9号及び市長提出議案第113号~第137号審議(質疑、各常任委員会付託) ○議長(畝原幸裕) 日程第1、市長提出報告第9号及び市長提出議案第113号から議案第137号までの26件を一括して議題とします。 ただいまから質疑に入りますが、質疑はお手元に配付の質疑通告書提出順序に従い許可します。 それでは、報告第9号及び議案第113号から議案第137号までの26件について質疑を許します。 初めに、8番柏田公和議員。 ◆8番(柏田公和) それでは、何点かわからない部分がありますので教えていただきたいと思います。 まず、議案番号の第119号日向市自転車等駐車場条例についてなんですけれども、なぜ今この条例の制定なのか、今回の自転車等駐車場条例の制定の背景等を含めて伺います。 それから、条例の中身なんですが、第9条で長期駐車の期間を14日としておりますが、この14日の根拠ですね、これを教えてください。 それから3番目に、第10条で長期駐車自転車等の措置で、「管理に支障があると認められるとき」の具体的なその判断基準、管理する人のいろんな考え方でいかようにもとれる部分があるのかなと思いますので、そこら辺の判断基準を教えてください。 それから、議案第120号財産の取得について、これ、施策の優先順位から見た今回の用地購入の意義、背景等を伺います。 それと、議案第131号、12月補正予算です。83ページの農業畜産課農地中間管理事業、これは農地集積を推進する対象地域、これ日向市全体なのか、それとも特定の地域を限定しているものなのか。それから2番目に農地集積協力金経営転換協力金面積当たりの単価がわかれば教えてください。 それから、同じ83ページです。環境保全型農業直接支援対策事業というのがあるんですが、これ県の事業だろうと思うんですけれども、有機農業・減農薬・減化学肥料による環境保全型農業に対する交付金ということになっておりますが、これ現段階での全体農地に占めるこういう感じで農業をやっている面積というのはいかほどなのか。それからこういう環境保全型の農業を、今後、日向市としてどのような形で展開していくのか、方針等を含めて教えていただければと思います。 ◎建設部長松田洋玄) 議案第119号日向市自転車等駐車場条例についてであります。 まず、条例制定の背景等についてであります。 市内4駅に駐輪場を設置しておりますが、日向市駅高架下駐車場や財光寺駅駐輪場におきましては、近年、利用者のマナー低下による所定の場所以外への駐車や長期駐車が増加しておりまして、施設の管理上、支障を来しております。 このようなことから、条例を制定することによって、駐輪場内での禁止行為や長期駐車自転車に対する措置等を明確にし、それを広く周知することによって駐輪場の適正利用を促進したいと考えております。 次に、第9条の長期駐車期間14日の根拠についてであります。 民法の規定を参考にし、14日としております。民法第98条では、「公示による意思表示は、2週間を経過した時に、相手方に到達したものとみなす」と規定をされております。 次に、第10条の「管理に支障があると認められるとき」の具体的な判断基準についてであります。 駐輪場内の駐車スペースが少なくなりまして、所定の場所以外に駐車する自転車等が増加した場合、これを判断基準というふうに考えております。 ◎総合政策部長奈須典夫) 次に、議案第120号JR細島線跡地の取得についてでございます。 取得予定地につきましては、JR細島線跡地利用計画及び日向市駅周辺市街地整備計画に基づく事業の実施に当たりまして、平成7年12月22日付の日本貨物鉄道株式会社が所有する約3万4,580平方メートルの用地について有償で購入する旨の覚書に基づきまして、今回、残っておりました1万2,588.38平方メートルを購入するものでございます。 当初は、街路整備事業区画整理事業など国の補助事業を活用しまして、平成15年度までに用地を取得する計画でありましたが、市の財政状況の変化等により、一部用地の購入を延伸していたものでございます。 土地の活用につきまして、地元からは道路整備の要望が上がっておりましたので、これまで県に対し臨港道路整備について要望を行ってきたところでございますが、今後も引き続き県に要望を行いながら、多目的広場などの活用についても検討してまいりたいと考えているところでございます。 ◎農業畜産課長海野雅彦) 次に、議案第131号平成26年度日向市一般会計補正予算についてであります。 まず、農地中間管理事業についてであります。 農地中間管理事業は、本年度から新たに創設された事業でありまして、推進方法推進体制などの検証を行うため、集落営農組合が組織されている庄手・梶木地区モデル地区に選定し、21.62ヘクタールの農地について、担い手農家への集積を行ったところであります。 なお、農地集積協力金交付単価は、10アール当たり2万8,000円であります。経営転換協力金交付単価につきましては、農地集積に協力した面積が50アール以下の場合は30万円、50アールを超え2ヘクタール以下の場合は50万円、2ヘクタールを超える場合は70万円であります。また、耕作者集積協力金交付単価は、10アール当たり2万円であります。 次に、環境保全型農業直接支援対策事業についてであります。 本市の農用地面積は1,068ヘクタールであります。そのうち、環境保全型農業直接支援対策に取り組んでいる面積は18.8ヘクタールであり、全体の1.7%とわずかであります。 今回、この対策の対象面積が3.3ヘクタール増加したため予算を補正するものであり、今後とも関係機関と連携を図りながら事業の推進を図ってまいりたいと考えております。 ◆8番(柏田公和) はい、ありがとうございます。 そうしたら、あと農地中間管理事業なんですけれども、これモデル事業みたいな感じで庄手・梶木ということなんですけれども、これ、行く行くは日向市全体に広げていくというような施策の方針ということで理解していいのかどうか、それと環境保全型農業についても、これ日向市としてもどんどん、さらにさらに面積的に広げていくんだという、そういう一つの方針と理解していいのかどうか、再度そこのところ、ちょっと教えてください。 それと、自転車等の駐輪場については、結局今回の条例改正で一番メーンとするところは、不法に置かれている自転車等を整理するための法的根拠を要するに行政側がやっぱり持って、そういうものをスムーズに行いたいのかなという、こっちでちょっとそういう思惑があったんですけれども、一番の目的とするところはやっぱりそこなのか、それが表裏一体となって、付近の駐輪場あたり維持管理とか、そこら辺にもつながってくるというような思いなのかなという気があったもんですから、それだったら駅の高架が完成したときに、そのときにもう条例をつくっておけばよかったのかなという気があったもんですから、何で今この時期なってという思いがあったんですよね。 ですから、そこら辺、一番の目的とするところは、結局その放置自転車等の撤去等に関する法的根拠を整備するというような理解でもよろしいのかどうか、この点をちょっと確認させてください。 それから、財産の取得なんですけれども、このJR用地については、以前、共同調理場をここに持ってこようかという対象場所にもなったところだと思うんですけれども、これ跡地活用についてもある程度の、今、現段階で計画図、粗図の計画あたりでもできて、そういうものを、施策を実行する段階に来ているから今回もう用地購入を行ったというふうに理解していいのか、それとも用地購入を完全に終わらせて、今からその地元の要望等を含めた中で計画をつくっていくのか、その順番的なものですね、そこら辺ちょっと教えていただければと思います。 ◎農業畜産課長海野雅彦) この農地中間管理事業でありますけれども、県下26市町村全ての市町村が取り組んでおりまして、方法といたしましては、日向市と同様にモデル地区を選定いたしまして、そのモデル地区の中で課題等を検証し、そして広めていくという状況のようです。 日向市といたしましても、今回、庄手・梶木地区モデル地区としておりますけれども、そこで検証した課題等を解決しながら全市に広めていきたいというふうに考えておるところでございます。 それから、環境保全型農業推進事業についてですけれども、本年度から改定いたしました日向市農林水産業振興計画の中でも環境保全型の推進を図るということで明記されておりますので、農地としてはわずかではありますけれども、今後推進してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 ◎建設部長松田洋玄) 一番の目的はということになりますと、やはり議員おっしゃいましたように処分をしていくということに対しての法的なものを条例できっちりと整理をするということになろうかと思いますけれども、同時にマナーでありますとか整理の仕方ですとか、そういうところをちゃんとして、最近、非常に道路のほうにはみ出して駐車していたりというようなことがふえてまいりましたので、今回、整備するというようなことにしたわけです。 これには、条例化して、市民の皆さんに周知をしていくということによるいわゆる抑止効果的なものも期待をしております。 ◎総合政策部長奈須典夫) 今の計画ということでございますけれども、現時点で詳しい計画図とかそういうものを持っているということではございません。地元住民と以前いろいろと協議をしたことがありまして、地元のほうでは道路等を整備してほしいというような要望が強かったところでございます。 そういうことで、今回、道路または多目的広場等を想定しておるわけでございますが、財政負担が非常に大きいことでもございますので、実施時期とか詳細な活用方法等につきましては、引き続き地元とも連携を深めまして検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆8番(柏田公和) ありがとうございます。 最後に、自転車の駐車場の関係なんですけれども、これ維持管理をしていくのはどういう形で行っていくのか、その1点だけちょっと教えてください。 ◎建設部長松田洋玄) 維持管理でございますけれども、これまでも直営でやっておりますし、これからも直営でやってまいりたいと思っております。 直営と申しましても、通常の見回りと、これも毎日ではございません、月に1度とか2度とかそれぐらいの範囲での見回りということで、今、状況がどうなっているかなというぐらいのところでございます。 それとあと、一番問題になりますのが、例えば3月に高校生が卒業いたしまして、その後、自転車が放置されたままになってしまって、駐車場の容量が足りなくなってくるというような問題、そのあたりで、大体いつも4月の終わりか5月ぐらいに撤去作業を行っております。これにつきましても、都市計画課の職員に市街地整備課の職員をちょっと応援するというような形で、直営で大体半日程度の作業で行っておりますので、現在のところはそのまま直営でやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(畝原幸裕) 次に、21番荻原紘一議員。 ◆21番(荻原紘一) それでは、簡潔に、質疑通告しておりますので、これに基づいて答弁をお願いします。 まず、専決関係の報告第9号について2点。 一つは、今回の選挙における掲示板の設置にかかわって、どのような点について配慮されたのか、それからもう一つは、大王谷運動公園の施設の現状と今回の緊急的対応について、説明が当初行われていますが、もう少し説明を加えておいていただきたいと思うわけであります。 次に、議案第120号でございます。 今も答弁がありましたけれども、1番目に、これまでの経緯、取得土地の活用、特にこの関係住民の意向という、こういうことについて、まずお聞きしておきたいと思います。 2番目には、今回のこの1億4,000万円を超える取得価格でありますけれども、この買収する価格についての妥当性について問うものです。 次に、議案第121号でございます。 これも土地関係でありますが、説明も、これはもう受けておりますから繰り返しませんけれども、これまでの経緯と土地の活用、地域住民の意向について、これも関連して答弁をお願いします。 次に、議案第122号から第130号につきまして、基本的なことについてこの際お聞きします。 まず1点目は、指定管理者指定基準は、実態に伴う見直し・改善の必要性はないのか。 2点目は、指定管理者との通常における連絡態勢はどうなっているのか、この態勢という表現の仕方というのは、一応いろいろ組織とか、それから実際に緊急時にどういうふうに対応するかということとか、そういうふうにあると思うんですけれども、この連絡はどうなっているのかというのを今回はお聞きします。 次に、3番目でございますけれども、この指定管理者制度に関する種々の公の施設の改善、それから労働条件の実情と改善についてはどのように対応しておられるのかと、この点を伺うものです。 ◎選挙管理委員会事務局長柏田淳一) 報告第9号関連の今回の選挙における掲示板設置の配慮についてであります。 前回の衆議院議員総選挙時に御指摘をいただきました設置場所につきましては、関係区長さん方の御意見を伺うとともに現地調査を行い、設置場所を変更しております。 またあわせて、設置場所数の御指摘もいただきましたので、前回の222カ所から211カ所に集約を図ったところであります。 ◎スポーツ振興課長小林英明) 報告第9号についてであります。 まず、大王谷運動公園の施設の現状についてであります。 大王谷運動公園には、野球場、陸上競技場、弓道場、水泳場がありまして、昭和54年度から57年度にかけて建設されております。 各施設とも、建設後30年ほど経過しておりまして、老朽化が進んでいるために、修繕を繰り返しながら使用している状況にあります。 次に、今回のブルペン、投球練習場でございますが、その整備工事に係る緊急的対応についてでございます。 御案内のように、来年2月、日本プロ野球球団東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍が10年ぶりに本市で春季キャンプを行うこととなりましたけれども、事前に球団関係者が本市のスポーツ施設の視察を行っております。その際、大王谷運動公園にはブルペンが球場外にないために、その整備について球団側から要望があったところであります。 整備に当たりましては、来年1月から韓国プロ野球球団KTウィズ及び社会人野球の大阪ガスなどが既に大王谷運動公園春季キャンプを行うことが決定しているために、年内に工事を行う必要性が生じたことから、工期の関係で緊急に整備を行うこととしたものでございます。 ◎総合政策部長奈須典夫) JR細島線跡地の取得についてでございますが、先ほどもお答えしたとおりなんですけれども、取得予定地につきましては、JR細島線跡地利用計画及び日向市駅周辺市街地整備計画に基づく事業の実施に当たりまして、平成7年12月22日付の日本貨物鉄道株式会社が所有する約3万4,580平方メートルの用地について有償で購入する旨の覚書に基づきまして、今回、残っておりました1万2,588.38平方メートルを購入するものでございます。 当初は、街路整備事業区画整理事業など国の補助事業を活用し、平成15年度までに用地を取得する計画でありましたが、市の財政状況の変化等により、一部用地の購入を延伸していたものでございます。 土地の活用につきましては、地元からは道路整備の要望が上がっておりましたので、これまで県に対し臨港道路整備について要望を行ってきたところでございますが、今後も引き続き県に要望を行いながら、多目的広場などの活用についても検討してまいりたいと考えているところでございます。 なお、買収価格につきましては、市のほうで行いました鑑定評価に基づいて購入価格を決定したものでございます。 次に、議案第121号旧慣による公有財産の使用の変更についてでございます。 まず、これまでの経緯についてでございますが、当該市有地は大正12年に旧東郷村に採草条件を付して寄附されたものでございます。いわゆる条件付統一地として、以来、福瀬地区住民の入会林野として管理されてきた土地でございますが、今回、隣接地の所有者より譲渡の申し出があったものでございます。 旧村に寄附のあった時代では、地元住民はカヤなどの採草や植林・造林などの土地利用がされていたものと思われますが、近年は採草や営林はされず、今回の対象地につきましては、自然木だけの雑木林となっている状況でございます。 対象地の土地の利活用につきましては、今後、地元としての植林などの予定はありませんで、また今回の土地譲渡に関しましても、地区住民からの同意を得ているものでございます。
    総務部長(甲斐敏) 最後に、議案第122号から第130号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 指定管理者候補者の選定につきましては、日向市指定管理者候補者選定委員会において、日向市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例に規定する選定基準に基づき、19項目から成る審査項目を設定した上で、採点評価し、選定しているところであります。 指定管理者候補者選定方法につきましては、日向市指定管理者候補者選定委員会の中で協議を行い、決定しているところでありまして、具体的な審査項目につきましては、適宜所要の見直しを行っているところであります。 指定管理者との通常時における連絡体制につきましては、各担当課が業務上の必要性に応じて意見交換等を行うとともに、日向市指定管理者制度導入施設モニタリング指針に基づき、定期的に実地調査を行うなど、施設の管理状況について確認を行うこととしております。 なお、施設の改善等の対応につきましては、当該施設の規模や構造あるいは建築年数等により状況が異なりますが、基本的には当該施設の担当課において、意見交換や現場確認を通して現状を把握するとともに、予算の範囲内で優先順位を協議しながら対応しているところであります。 また、指定管理者に雇用される従業員の労働条件等につきましては、基本的に各指定管理者が決定しておりますが、本市が指定管理者候補者を選定する際に募集要領に労働基準法などの関係法令の遵守を明記するとともに、申請書類に記載された職員体制と人件費について書類審査を行っているところであります。 ◆21番(荻原紘一) それではまず、この専決関係について、選挙関係の掲示板です。余り、部分を見て全体的なことを言うわけにもいかない。選管、担当のほうでもいろいろ苦労しておられると思いますけれども、一つだけに絞りますが、この掲示板というのは何のために設けるかというたら、ポスターというものを張りやすく、そして有権者に対してできるだけ配慮するという立場だと思うんです。 それで、資材ですけれども、このことについては相当努力もされていらっしゃるんだろうと思いますけれども、今回もちょっと切実な苦情というのがあるものですから、そこのところだけ念を押しておきたいと思うんです。 それと、大王谷運動公園につきましては、今の説明では、この野球関係東北楽天の関係とか韓国KTウィズ、大阪ガスとか言われました。これはこれとして受けとめますけれども、ただ、緊急性というのもわかりますが、関係住民大王谷運動公園、また関係住民だけではありませんけれども、やっぱり児童・生徒、いろんな活用というのが図られていますが、そういう面から大王谷運動公園の施設を改善するという、緊急的にやっぱり対処しなきゃいけないということについては、どういうふうに掌握しておられるでしょうか。 次に、議案第120号につきましては、これも今説明を受けましたけれども、もう少しお聞きしておきたいのは、住民の皆さんの合意との関係ですけれども、要望ですね、これまでの経過を考えてみましても、この活用については区画整理街路事業、それで道路の整備というようなことで県との関係も出てきております。 若干、この道路の整備ということについてお聞きしておきたいと思うんですけれども、周辺のこの図面を見ますと、企業が使っている倉庫、そういうものも隣接地にあると思うんですけれども、そこ辺のところをちょっとお聞かせ願いたいと思うんです。 次に、議案第121号につきましては、この企業の関係について、答弁できる範囲で、隣地の、隣接の企業、このことについて説明しておいていただきたいと思うんです。 最後に、この指定管理者の関係について、今、部長の方からの答弁を受けてわかりましたので、あと関連しまして、もう少し基本的なことについてお聞きしておきたいと思うんです。 先ほども言いましたけれども、やっぱり公の施設というものの果たしている役割、目的というものからして、これは全国的にもいろんな問題がやっぱり起こっていると思うんですけれども、そういう面で、総務省のほうから、この指定管理者制度の運用について留意すべき点というのも明らかになったので、こういう点について留意をしてほしいという、そういう通達といいますか、そういうのも来ていると思いますけれども、それに則してどういうふうに検討をなさっておられるのかということをお聞きしておきたいと思います。 ◎選挙管理委員会事務局長柏田淳一) 掲示板の材質についてということだというふうに思いますので、実際、現在使用しているベニヤ板につきましては、4ミリ厚で三層構造になっているものを使用しております。 実際、委員会のほうにもポスターが剥がれているという苦情がありましたので、私のほうで近所の掲示板のところに行って、実際押しピンを刺してみました。表面に1ミリほどコーティングがしてありますので、そこの部分が多少かたい部分でありますけれども、きっちりと押し込めばしっかりとまるということで確認をしました。 掲示板の1枚当たりの単価等を考慮しまして、現在の部分が一番効率的じゃないかなというふうには考えておりますけれども、今後また検討、研究していきたいというふうに考えております。 ◎スポーツ振興課長小林英明) 住民の使用という点での大王谷運動公園の施設の整備ということでございますけれども、使用するに当たりましては、市民の皆さんがより快適に使っていただける、そういった観点から、また今後の市全体の公共施設の整備、そういったものをあわせながら、計画的、それから年次的に整備をしていく必要があるというふうに考えております。 ◎総合政策部長奈須典夫) 議案第120号の細島線跡地の件でございますが、北側の倉庫の状況ということでございますが、この倉庫の状況につきましては、県有地ということになっているところでございます。 また、議案第121号の隣接企業についてでございますが、この企業につきましては、機械部品などの金属鋳造業を営んでいる企業でございます。 ◎総務部長(甲斐敏) 指定管理者制度の運用についてのお尋ねだというふうに思いますが、総務省のほうから指定管理者を運用するに当たっての留意事項ということで通知が来ておりまして、8項目ほど留意事項が来ております。 まず、指定管理者制度につきましては、公な施設の設置の目的を効果的に達成するため必要があると認めるときに活用できる制度であるということで、地方自治体の自主性に委ねる制度となっているということで、指定管理者制度は公共サービスの水準を確保する要請を果たす最も適切なサービス提供者を、議会の議決を経て指定するものであり、単なる価格競争による入札とは異なるものであると、そのほかいろいろありますが、要点を言いますと、指定管理者については定期的に見直す機会を設けることということで、そういうことで私どものほうは一応5年間という期間を設けさせていただいている、基本的に5年間という期間を設けさせているところでございます。 最後に、労働条件の関係ですけれども、指定管理者が労働法令を遵守することは当然であり、指定管理者の選定に当たっても、指定管理者において労働法令の遵守や雇用・労働条件への適切な配慮がなされるよう留意することというようなことで、8項目にわたって総務省からの制度の運用についての留意事項ということで来ておりまして、これを遵守しながら指定管理者制度の運用を行っているところでございます。 ◆21番(荻原紘一) この掲示板については、鋭意努力しておられることはわかりますけれども、この際、選挙というのは通常必要なときに行われますから、改善されているということは、私自身でもそれは実際体験してわかりますけれども、ただその中でも、私だけじゃありませんよ、やっぱりどうしても打ち込むことができないので金づちを持ってきてやれば今度は押しピンが折れる、だからテープでこうやらないとだめだというような、そういう苦労話もあるんですね。それから、張ろうと思ったら、今度は花壇がちゃんとある、そういうところをやっぱり、この張るのに花壇との関係とか、こういうことまでひとつ、気配りとかそういうものをしていただいて、全て完全にというわけにはいきませんけれども、この際、そういうことを重ねて要望しておきたいと思うんです。 最後に、指定管理者制度について、今、部長のほうから言われました総務省の改善通知についても出されましたし、先ほどの答弁の中でも、やっぱり労働基準法のことについても触れられておりますので、一番やっぱり大事な点は、住民の利益、サービス、そういうものがどうなるかとか、雇用労働条件というのがやっぱりどうなるのかという、そういう住民サービス施設の利用条件、利用料、施設運営と管理の実態、特に最後に利用者の意向、これをやっぱり重視することが必要であると考えますので、ひとつそういう点について、今まで一部要望なんかもしてきたこともありますけれども、いろいろ多岐にわたっておりますので、基本的なことだけ一つ、このことについてもう一度だけ答えておいていただければ幸いです。 ◎総務部長(甲斐敏) 指定管理者制度についてでございますが、利用者の意向の問題でございますけれども、これは先ほど答弁しましたように、日向市指定管理者制度導入施設モニタリング指針というのがございまして、その中で指定管理者と我々担当課の関係をいろいろ規定しているところでございます。この中で利用者の声を聞くということでアンケート調査を実施すると、年に1回はアンケート調査を実施するというような規定も設けているところでございまして、利用される皆様方の、利用者の声を施設運営に反映するということで、そういうアンケート調査も実施しながら運用を行っているところでございます。 ○議長(畝原幸裕) 次に、2番海野誓生議員。 ◆2番(海野誓生) 若干個別的なことになるかもしれませんが、というのは委員会で審査ができませんのでお願いしたいというふうに思います。 まず、議案第122号から第130号までの日向市公の施設の指定管理者の指定の問題なんですが、日向市指定管理者候補者選定委員会にて、厳正かつ公平に指定管理者の候補者の選定が行われているというふうに思っているわけですけれども、以下の3施設、議案第123号日向市体育センター及び日向市武道館、それから議案第124号お倉ヶ浜総合公園及び大王谷運動公園、それから議案第127号日向市日向岬グリーンパークの3施設について、指定管理者の変更がなされています。これは、先ほど申し上げましたように厳正かつ公平に指定管理者の候補者の選定が行われているというふうに思うんですが、前指定管理者のもとで働いていた従業員の人たちがどういう身分になるのか、ちょっと心配するというか、ひっかかった面がありますので、この点について答弁をお願いしたいと思います。 それから、議案第122号日向市若山牧水記念施設、これ以前は公募だったと思うんですが、今回、非公募とした理由についてお尋ねいたします。 それから三つ目に、議案第126号日向市石並川キャンプ場、この施設について、指定期間が3年から5年に変更されていますけれども、ちょっとその理由をお尋ねいたします。 それから四つ目に、議案第130号日向市東郷町農産加工施設及び日向市鶴野内農産加工施設についてですが、これも公募から非公募にして指定管理者の変更がなされております。それから、指定期間が5年から3年に、今度は逆に短くなっているわけですけれども、その理由についてお伺いをいたしたいと思います。 ◎総務部長(甲斐敏) 議案第123号、第124号、第127号日向市公の施設の指定管理者の指定についてでございます。 日向市体育センター及び日向市武道館並びにお倉ヶ浜総合公園及び大王谷運動公園につきましては、指定管理者候補者を選定するに当たり、その募集要領に、現在の指定管理者の社員の再雇用について配慮していただくよう明記するとともに、申請の際には再雇用の考え方を事業計画に記載するようにお願いしたところであります。 なお日向岬グリーンパークにつきましては、現在、指定管理者が契約している社員がいませんので、再雇用に関する特段の明記はしなかったところであります。 指定管理者に雇用される従業員の労働条件等につきましては、基本的に各団体が決定することでありますので、本議案の議決をいただいた後に具体的な協議を行うということとしているところでございます。 ◎文化生涯学習課長(児玉貴美) 議案第122号日向市公の施設の指定管理者の指定についてでございます。 日向市若山牧水記念施設、これは若山牧水記念文学館及び若山牧水生家でございますが、その指定管理者の選定に当たりましては、日向市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第6条第1項第1号に基づきまして非公募としたところでございます。 理由につきましては、牧水の遺族との関係づくりや全国の牧水顕彰団体との連携、牧水の縁者や遺品の寄託者との信頼関係づくり等、合理性だけでは済まされない部分が重要となる業務であること、その他全国からの要望や歴史的な問い合わせ等に対応しなければならないことなどを踏まえまして、現在の指定管理者であります日向市東郷町若山牧水顕彰会に選定が適切と判断したところでございます。 ◎観光振興課長(福田幸一) 次に、議案第126号日向市石並川キャンプ場の指定管理期間の変更についてであります。 指定管理者が施設の安定的な経営を確保するためには、施設の管理運営等に関して一定の習熟期間を必要とします。しかしながら、極端に長い期間を設定することは、管理が適正かつ効率的に行われているか見直す機会が減少するとともに、競争性の確保が困難になることを考慮し、本市の場合5年を基準としているところであります。 本施設も、当該趣旨を踏まえ、今回5年に変更するものであります。 ◎農業畜産課長海野雅彦) 最後に、議案第130号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 東郷町域におきましては、平成25年度から国の交付金を活用し、道の駅とうごうを拠点とした地域活性化事業に取り組んでおりまして、同施設内にある農産物直売所詩季彩は、事業の中心的施設として、本年度から道の駅とうごう出荷者協議会が運営を行っております。 また、同施設内にある東郷町農産加工施設及び隣接する鶴野内農産加工施設につきましては、株式会社東郷町ふるさと公社と本年度までを指定期間とする基本協定を締結しているところであります。 同加工施設の平成27年度からの指定管理者につきましては、詩季彩との連携した管理運営が不可欠であるとの判断から、道の駅とうごう出荷者協議会を非公募として選定したところであります。 また、指定期間につきましては、この協議会が昨年設立された任意団体であること、また日向市農村交流館及び塩見農村公園の初回の指定期間を3年にしたことを踏まえ、同様な取り扱いとしたところであります。 ◆2番(海野誓生) 聞いてみればわかるわけですが、特に議案第122号が公募から非公募ということなんですけれども、このことについては、以前から私はわかっていることだったんじゃないかなと思うんですよね。やっぱりそういうものが公募から非公募になって、安定、何と言いますか、じっくり、我々、全国の方々からもやっぱり信頼関係も結べる、そういう意味では重要なことだと思うんですけれども、私はある意味、以前からそうすべきだというふうに自分では考えていたんです。 今回は非公募としていくということなんですけれども、ただ先ほどもちょっといろいろありました。例えば、5年と長くなると中のチェックができないとかいうことも言われていますよね。だから、もちろんこの若山牧水記念文学館というのは、牧水顕彰会が具体的にはしていくわけで、公の施設というだけの話だろうと思うんですよね。だから、今度は、そういう意味では安定した形での取り組みができていく。 あとの施設については、やっぱり考え方が、例えば5年から3年にして、今度は3年から5年にしたりとかいう、そこら辺が、習熟度とかいろんなことを言われましたけれども、公の施設でそういう習熟度が必要でないところは3年ぐらいでいいのか、あるいは習熟度が必要なところは5年。例えば日向市の石並川のキャンプ場が、こんな言い方失礼なんですけれども、私たちが見ている限りでは、習熟度がなければできないということではないんじゃないかなという気がするわけですよね。 だから、そこら辺の合理性というか、そういうものについてどのように考えているのか、ちょっとお尋ねしておきます。 ◎観光振興課長(福田幸一) 日向市石並川キャンプ場の指定期間が5年に変更になった件でございますけれども、5年とすることで長期的な事業計画の立案等も図られるといったところから、自主事業の推進といったふうなことも含めた上での5年ということで今回変更させていただいたところでございます。 ◆2番(海野誓生) もう1点、鶴野内農産加工施設の分ですが、これは3年ですよね。これ、以前はふるさと公社がしていた場合は安定的な経営という問題もあったと思うんですが、そういう意味から3年に変更した。そうなると、その道の駅とうごうの出荷者協議会が、3年ぐらいをめどに、安定的な経営体制になっていけるというふうな見方でされたのか、ちょっとお尋ねしたい。 ◎農業畜産課長海野雅彦) 議員のおっしゃるとおりでございます。 ○議長(畝原幸裕) 次に、19番岩切裕議員。 ◆19番(岩切裕) それでは、ちょっと簡潔に質問させていただきます。 まず、介護保険関係の二つの条例です。両方とも共通するんですが、例えば議案第116号について、これは議案の説明でもありましたけれども、暴力団排除、記録保存期間5年ということが、日向市の場合、ほかのところにないというか、もとになっている省令にはないことが入っておりますが、この条例委任の場合を見てみると、従うべき基準というのが省令の第2条から第5条など6項目あって、それ以外の部分はいわゆる全部参酌なんですね。ということは、自由に裁量が認められた参酌ということになると思うんですけれども、でもほとんど全て省令どおりという点をどう考えればいいのかなと。 これは、別に本市だけじゃなくて、ほかの自治体のを見てもほとんどそうなんですね。そうなると、いわゆる一括法に基づく条例委任の自主性の尊重って一体どうなんだというのが質問の趣旨です。そこらあたりを踏まえてお願いします。 それから、議案第119号、これ自転車の駐輪場の関係ですね。これ、法規審議会の資料の中にもありますけれども、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律というのがありますね、これに基づいて出されています。そこの中身と比べると、市内全域における放置自転車の問題等への対応ができるような汎用性のある条例制定というのが当然あってよかったのではないかというのが僕の感じです、読んだときのですね。 ですから、そういうふうに私は思いますが、その点についてどうかというのと、自転車等駐車場ということで限定するという条例をつくろうということになった協議経過とか議論の内容を教えていただきたい。 それから、これ他市の、今いろいろなのちょっと見たんですけれども、制定例と比べて、特徴があれば教えていただきたい。 それから、第4番目ですけれども、ちょっと細かいんですが、第10条というのに具体的なことがいろいろ書かれています。第10条の1項、指導というのがあるんですけれども、指導の方法、内容について、これは一体誰が行うのか。それから2項、誰がどこに保管をするのかということですね、それから保管の経費とかはどう考えればいいのか。3項、必要な措置というのが書かれていますが、この内容はどういうことを意味するのか。それから4項は処分、売却ということがあるんですけれども、この売却益というのは市の雑収入というふうに考えていいのか、そうすれば、この第10条4項なんかは、この上のほうで言いました総合的推進に関する法律の第6条3項、4項で同じような内容が書かれているんですけれども、ほぼ同じ意味と考えていいのかということです。 これ、私、前回の何かの条例のときにも提案していますけれども、規則も同じような形で出していただけると、多分こんな質問しなくていいんじゃないかと思うんですね。だから、そこらあたりも、今からつくるのかと思いますけれども、せめて項目だけでも提示されるべきではなかったのかというふうに思うということで、お考えをお示し願いたい。 それから最後に、指定管理者の問題ですが、これダブると思いますけれども、まず1、複数団体から申請があった体育センター、武道館の議案第123号、それからお倉ヶ浜総合公園、大王谷運動公園の議案第124号。それから石並川キャンプ場の議案第126号、グリーンパークの議案第127号のそれぞれについて指定の理由を、この事業者を指定管理者の候補者とした理由をお示し願いたいと。 それから、農産加工施設ですけれども、これ道の駅とうごう出荷者協議会による、どういうような利用内容と管理運営というのを期待されて、示されて、候補者とされたのかということをお示し願いたい。 ◎健康福祉部長(成合学) 議案第115・116号の基準を定める条例についてであります。 参酌すべき基準につきましては、法令を十分に参照した上で、地域の実情に応じて、異なる内容を定めることが認められるものであります。 今回、日向市の条例を定めるに当たり、本市の実情を踏まえながら検討した結果、暴力団排除と記録保存期間の2年から5年への延長を独自基準として設け、その他の基準については、異なる基準を定めるほどの特段の事情や地域性が認められないと判断したところであります。 なお、独自基準につきましては、人権の擁護・虐待防止に係る研修の実施、個人情報の取り扱い等の基準を定めている自治体がありますが、これらの項目につきましては、日向市地域包括支援センターにおける包括的支援実施方針に定めているところであります。 ◎建設部長松田洋玄) 次に、議案第119号自転車等駐車場条例についてであります。 まず、自転車等駐車場条例に限定した経緯についてであります。 自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律は、放置自転車を駐輪場以外の場所に置かれた自転車と定義し、その対策等について規定したものです。 本市におきましても、過去に公共施設管理部門で協議を行った経緯がございますが、当時から、放置自転車によって施設管理に支障を来すような事例がほとんど見られず、放置自転車防止条例を制定する必要性は低いと判断をしたところです。 しかしながら、駅の駐輪場では、長期・中期駐車自転車が年々増加して、駐車スペースが不足する状況等も発生しておりまして、所定の場所以外への駐車など、利用者のマナー低下も顕著になってきております。そのため、今回、駐輪場の管理条例を定めることにより、適正利用を促進したいと考えております。 次に、この条例の特徴についてであります。 他市にない日向市独自の規定ではありませんが、自動二輪車を駐車可能とした点は比較的例が少ないのではないかと考えております。現に、自動二輪車の利用があること、他市で自動二輪車が駐車できないことで問題になっている事例があることなどを勘案して自動二輪車を駐車可能としたところです。 次に、第10条の長期駐車自転車に対する措置についてであります。 まず、長期駐車であるかどうかの確認をするために、駐輪場内の全ての自転車に利用期間調査票を取りつけます。それによって長期駐車と判断された自転車に対しまして、駐輪場より撤去する旨の警告票を取りつけることで指導を行います。 自転車の撤去ですけれども、これは職員で行い、広域連合の清掃工場跡地、ここをお借りしまして保管をしております。そのため、委託料、賃借料等の経費は発生いたしません。 撤去・保管した自転車については、保管の告示の写しを当該駐輪場に掲示し、返還を申し出るよう周知を図るほか、警察へ防犯登録等の照会を行い、所有者が判明した場合には警察を通じて連絡をとっていただきます。 保管した自転車の処分については、他の多くの自転車駐車場条例と同様に、民法の遺失物の規定等を準用し、三月を経過してもなお所有者から返還の申し出がない場合、市で売却処分を行い、売却益は市の雑収入に繰り入れることとしております。 規則の内容につきましては、長期駐車に対する指導や警告の方法及び告示の内容、保管台帳の作成など、具体的な運用方法を規定することとしております。 ◎農業畜産課長海野雅彦) 議案第130号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 日向市東郷町農産加工施設及び日向市鶴野内農産加工施設につきましては、めんつゆ体験、そば打ち体験、みそ加工などのほか、道の駅とうごう出荷者協議会の会員による惣菜製造に利用されております。 また、本年度末まで、株式会社東郷町ふるさと公社による同施設等の利用の許可に関する業務や、保守点検、修繕、警備などの維持管理が行われておりますが、平成27年度からは道の駅とうごう出荷者協議会がこれらの業務を引き継ぐものであります。 ◎総務部長(甲斐敏) 議案第122号から第130号日向市公の施設の指定管理者の指定についてであります。 指定管理者候補者の選定につきましては、日向市指定管理者候補者選定委員会において、書類審査や面接審査を行い、条例に規定する選定基準に基づき、公平かつ厳正に評価を行っております。 今回、複数団体から申請がありました体育センター及び武道館、お倉ヶ浜総合公園及び大王谷運動公園、石並川キャンプ場、日向岬グリーンパークの各施設につきましても、外部委員4人と内部委員4人で構成する同選定委員会における審査の結果、今回、議案として提出しました団体を指定管理者候補者として選定したところであります。 ◆19番(岩切裕) はい、ありがとうございました。 まず、自転車の議案第119号関係、ちょっとこれは細かい質問してすみません。これ、委員会のほうであと細かいこと見てもらって、2点だけ。 やっぱり、日向市内で抱えている自転車の問題を解決するということを考えると、あえて緊急に駅周辺だけに限って条例制定する必要があるのかというのを思いますし、かつこの親法の中には総合計画をつくることができるというのがありますね。だから、全市的にこの違法駐車の自転車管理の問題を解決していくという視点というのが政策立法として私は非常に重要じゃないかというふうに思うわけですね。 それが、3カ所の駅だけに限ったというところは、何か、要するに100点狙えるところを30点の条例しかつくらなかったんじゃないかという感じが私はするんですよね。だから、そこらあたりの現場の考え方をお示し願いたいのと、市長、これは市長、政策立法するのに基本的な条例の考え方としてどうなのかというのをちょっとお示し願えませんか、考え方を。私は、全体を考えた形のことをやったほうがいいんじゃないかという意見なんですよね。そこはちょっと御見解をお示し願いたい。もう細かいことはやめます。 それと、この指定介護のほうは説明わかりました。 ただ、私、質問したのは、本当に、要するに条例委任で参酌となっていて、省令と比べると2条ずつずれていて全く一緒なんですね。その2カ所だけがちょっと違っているというんで、そうなると、分権改革で、条例委任で自主性が発揮されると言ったのがどういう意味を持つのかというのが本当にちょっと疑問に思ったもんだから、ちょっとお尋ねしました。 だから、基本的にほかのところで入れられていることは本市ではちゃんと指針の中に入っているというようなことで理解しますが、そこらあたりは常に内容の検討をお願いしたいというふうに思います。 今の指定介護保険関係は、答弁はいいです。 あと、指定管理者についてですが、これもちょっと基本的なことだけ。 ホームページで出ている中身をちょっと見てみました。例えば、議案第124号のお倉ヶ浜総合公園、大王谷運動場、それから議案第127号のグリーンパーク、これは要するに県造園緑地協会日向支部が選ばれていることになっているわけですけれども、こういうとこらの、つまりいわゆる造園関係の事業者なんだけれども、そういう場合、管理能力のノウハウの評価とか獲得方法とかというのはどのように評価されているのかというのをやっぱりちょっと思うもんですから、その点はどうでしょうか。 それから、内容も、もし見ると、もういっとき見ると、非常に微妙な差が出ていますね。例えば、議案第124号のお倉ヶ浜運動公園、これは次点者が総合点数では633点で、第1位の640点とは7点差ですね。最高点をつけた委員数はたった1人です、違いは。そういうところとか、それから議案第126号の石並川キャンプ場、これも最高点をつけた委員数は、この候補者と次点でともに4人と同じです。総合得点はというと、候補者と次点の差は2点、これは本当に薄氷を踏むような感じだと思いますね。いつひっくり返ってもおかしくないという感じだと思います。それから、日向岬グリーンパークも、次点と総合点数差が1点、最高得点者は差は1点ですね、1人ですね。 つまり、これ、一つの仕組みに基づいて選んでいって、最終的に最高得点者で判断すると、総合得点じゃなくて、そういうことだとしても、何かやっぱり非常に微妙な問題がいろいろ出てくるんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、ですから、これについては、評価者をふやすとか配点を、中身を変えるとか、何かそういう努力がいろいろ必要じゃないかとやっぱり痛感するんですけれども、その点いかがでしょうか。 ◎市長(黒木健二) 今回の駐車場の条例につきましては、特に適正に管理されていないといいますか、非常に散乱なんかの厳しいところについて限定をして行ったところでありますけれども、やっぱり景観といったような観点からすれば、議員が御指摘のように全市的にやったほうがいいのかなという感じは持っておりますけれども、検討課題とさせていただきたいと思います。 ◎建設部長松田洋玄) ただいま、市長が検討課題というふうに申し上げましたが、現場として、今回このような提案をさせていただいたということについての御答弁をさせていただきたいというふうに思います。 まず、この駐輪場と申しますのは自転車法の適用除外の施設でございます。ですから、当然民法の規定に基づいてということで条例等もつくっておかなければいけないということになります。 あと、これは総務庁長官官房でございますけれども、交通安全対策室長通達によりまして、駐輪場につきましては、自転車等駐車場の管理条例等をつくって、それに基づいて管理することが望ましいというようなことが適当であるというふうにされております。 いわゆる放置自転車に対する総合的なものでございますけれども、これらの条例につきましては、先ほども答弁の中で申し上げましたけれども、過去に協議をした経緯もございます。その段階でも、さほど問題になっていないというか、放置自転車そのものが日向市の場合は余り見受けられないといいますか、といいますのが、この自転車法そのものが昭和55年の制定でございますけれども、大都市におきまして、その駅周辺とかで駐輪場の整備が足りないために歩道等に散乱する状況が非常に多くなってきたような状況のときにつくられた法律でございます。 そういう状況が見受けられない段階でこの放置自転車にする条例を条例化するかということは、そのときも必要ないんではないかというようなことになったんですけれども、現在においても、その状況等、放置自転車については、もうほぼ変わっていないというふうに考えております。 ですから、今回につきましては、自転車駐輪場についてのみの条例整備というふうにしたわけでございます。 もう一つは、これ二つのものを一緒にした条例も他市には時々見られるんですけれども、これを一緒にしてしまいますと、どうしても自転車法のほうを主にした条例というような話になってしまいまして、いわゆる駐輪場の管理とかマナーとかそういうような部分のところが薄れてしまうような傾向にあるような感じがいたします。 今回、私どもが目指しておりますのは駐輪場の管理をどうやっていくかということでございますので、こちらを、これだけの提案ということにさせていただいたということでございます。 ◎総務部長(甲斐敏) 指定管理者の件でございますけれども、これにつきましては、先ほど言いましたように、8人の委員が評価表にある19項目の審査内容ごとに採点を行い、その結果に基づいて選定されたというところでございまして、この順位のつけ方でございますけれども、今回、ここまで競る、競るという言い方はおかしいですけれども、僅差になるということは思っておりませんでしたが、審査した後に順位のつけ方を決めるというようなことでは恣意的な部分が入りますので、事前に第1回の審査会におきまして順位のつけ方についての協議を行いました。 その結果、順位については最も評価の高い委員が多い申請団体とするというのが1番目でございまして、同数の場合につきましては、総合点数の高い申請団体を順位の上にするということで、もう事前にそういうことで決定をさせていただいて、書類審査をし、面接審査をし、その結果、19項目の8人の合計点数がホームページに公表したような形の、僅差というふうな部分もありましたけれども、そういう結果になったところでございますが、さきに決められた基準に基づいて順位の決定を行ったというところでございます。 ◆19番(岩切裕) ありがとうございます。 今の指定管理者については、ネット上でその中身を詳しく、それから資料もいただきました。だから、どういう基準に基づいて判断されているかというのはわかりますね。ABCDでFまで委員がおられたというのもわかるんですが、ただ、このような形のその微妙な、本当に微妙な形で出てくるということになると、やっぱりもっと、今まで他の議員さんが言われたような問題点、労働の問題とか、そういうことも何か多様に入れた形の判定というか、判断基準、判定材料というか、そういうものを、やっぱりきちっともう少し肉厚に考えたほうがいいのではないかというふうに思わざるを得ないんですが、その点について再度お願いします。 それと、自転車については、説明はわかりました。 ただ、総合的な推進に関する法律の中で、やっぱり使える部分は結構いっぱいあるというふうに思うわけですね。つまり、スーパーの周辺とかに対する対応とか、自治体が乗り出せばかなりのことができる。今、市長も言われましたけれども、環境ということを考えると、やっぱりそういうような形の議論が行われて、今の条例をもう少し膨らませていくというようなことで、可能性もというか、方向性を見ていくべきじゃないか。じゃないと、労力を入れる割には、何か非常にもったいないという感じが、そのように思うんですが、再度その点の考え方をお願いして終わります。 ◎総務部長(甲斐敏) 指定管理者選定についてでございます。 私も、何回か指定管理者の候補者の選定に携わってきたところでございますが、今回、これほど僅差になったのは、まれに見るケースじゃないかなというふうに思います。そういう意味では、高いレベルで応募があったと、申請団体があったということで喜んでおりますというか、いいことじゃないかなというふうに思います。 審査項目につきましては、先ほど言いましたように、19項目ほど、かなり詳しくやっているつもりでございますが、今回のも教訓にしながら、再度検討していきたいというふうに思います。 ◎建設部長松田洋玄) まず、議員おっしゃいました附置義務、付設義務等につきましてなんですけれども、これらのことも一応課内や部内での話の中では出てまいりましたんですけれども、状況を見ますと、日向市の場合、大型施設というところには、ほとんどの場合にもう駐輪場等を備えておりまして、余り問題になっていないように思われます。 あとそれから、自転車等の駐車対策に関する総合計画の策定というところでございますけれども、これに関しましては、やはりこれも必要と認めるときにできるものであるというふうに、市町村において必要と認めるときにできるものであるということでございます。これに関しても、自転車に対する問題というものが、駐輪場を除きまして、それほど大きくなっていないものですから、ないというふうに私は認識しておるものですから、今のところはまだというふうに考えておりましたが、今後、状況を見ながら検討してまいりたいというふうに思います。 ○議長(畝原幸裕) 以上で質疑を終わります。 委員会付託を行います。 ただいま議題となっております市長提出報告第9号及び市長提出議案第113号から第137号までの26件は、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託します。--------------------------------------- △日程第2 請願等審議(上程、各常任委員会付託) ○議長(畝原幸裕) 次は、日程第2、請願等審議であります。 新たに提出された請願第16号及び陳情第24号の計2件を一括して議題とします。 委員会付託を行います。 ただいま議題となっております請願等2件は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託します。 お諮りします。 あすから18日までの6日間は、委員会審査のため休会したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(畝原幸裕) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 以上で本日の日程は全て終わりました。 次の本会議は19日金曜日の午前10時に開きます。 本日はこれで散会いたします。 △散会 午前11時16分...